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WordPressで投稿者名をmetaタグに埋め込む方法【GA4連携にも対応】

複数の投稿者がいるブログでは「誰の記事が、どれだけ広告収益を生んでいるのか?」を把握するのがとっても大切ですよね。
この記事では、**GA4(Google アナリティクス 4)で投稿者名を取得してレポート化するための「カスタムディメンション設定」**をやさしく解説します。

前回の記事でmetaタグに投稿者名を埋め込む設定をした方は、このまま読み進めて設定を完了させてください♪


GA4で投稿者名を取得する全体の流れ

投稿者別レポートを作成するには、以下の3ステップが必要です:

  1. Google タグマネージャー(GTM)で投稿者名を取得
  2. GA4にカスタムディメンションを登録
  3. GA4で投稿者別の収益やクリックを確認する

今回はこの中の「カスタムディメンション登録」を中心に解説します!


投稿者名をGTMで取得する(事前準備)

1. 投稿者名をmetaタグから取得する設定(GTM)

前回の記事でこのようなmetaタグをhead内に出力している前提で進めます:

htmlコピーする編集する<meta name="author" content="投稿者名">

2. GTMで「変数」を設定する手順

GTMにログインして以下の設定を行います:

  1. メニュー →「変数」→「新規」
  2. 「変数の種類」→「DOM要素」
  3. 設定内容を以下のように入力:
項目設定値
変数名Author Meta
変数の種類DOM 要素
セレクタmeta[name="author"]
属性名content
  1. 保存

これで「投稿者名」を取得できるようになりました!


GA4にカスタムディメンションを登録する方法

GA4の管理画面での設定手順

  1. GA4プロパティ →「管理」→「カスタム定義」
  2. 「カスタムディメンション」タブを選択
  3. 「カスタムディメンションを作成」

以下の内容を入力:

項目設定内容
名前投稿者名(任意:Author)
スコープイベント
ディメンション名author(※後述のイベントと一致させる)
説明投稿記事の投稿者名を取得するためのディメンションです

✅ これでGA4側で「投稿者名」が受け取れる準備が整いました!


GTMでGA4イベントタグを編集し、投稿者名を送信する

イベントタグに「投稿者名変数」を追加

  1. GTM → タグ → GA4イベントタグを開く(例:「page_view」など)
  2. 「ユーザー定義のパラメータ」を展開
  3. 以下を追加:
パラメータ名値(変数)
author{{Author Meta}}
  1. 保存 → プレビューで動作確認 → 問題なければ公開!

GA4で投稿者名を確認する方法

設定後、数時間〜1日でGA4にデータが反映されます。

確認手順:

  1. GA4 →「探索」→「自由形式」
  2. 行に「author(投稿者名)」を設定
  3. 列に「イベント名」や「収益」「クリック数」などを設定

これで投稿者ごとのパフォーマンスを確認できます!


トラブルシューティングと注意点

  • 投稿者名が「(not set)」になる場合
     → metaタグが正しく出力されているか、GTMのセレクタに間違いがないか確認
  • リアルタイムでは反映されない
     → GA4は一部ディメンションがリアルタイム表示に対応していません。探索や標準レポートで確認しましょう

まとめ:投稿者別の収益分析はGA4+カスタムディメンションで

投稿者名をGA4に送信することで、誰のどの記事が収益を上げているのかを可視化・改善できるようになります。
このステップが完了したら、次はクリック数や広告収益との紐づけにもチャレンジしてみてくださいね♪

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